【テーマ3】 えっ!皮膚からも入るの?

こんにちは!

 

静岡は清水区で【お客様の満足度を上げる】ことを日々奮闘し追求しております

 

今回お伝えしていくのは、以前のシャンプー選びに関した内容の続きという事で【皮膚にからめた知識】とお伝えした内容となります

 

文面も長くなるかと思いますので健康・皮膚に関する予備知識などに興味のない方は全然スルーしてくださいね 笑

 

『化学物質』というとなんだか特別なものに思えますが、今の私たちの生活は化学物質で溢れかえっています

 

医薬品や化粧品はもちろんのこと、入っていないものを探すのが難しいくらいですね。いろんな日用品の裏のラベルに書いてあるよくわからないカタカナの成分に『?』と思ったことはありませんか?

 

そして、それが『皮膚からも吸収される』ということを知っていましたか?

 

気にしていない、気づいていない、だからこそ危険!なのです

 

化学物質が体の中に入る3つの原因

 

①経口吸収(食べ物などと一緒に口から入ること)

②吸入(呼吸と一緒に吸い込むこと)

③経皮吸収(皮膚から吸収すること)

 

口から入るもの(食品添加物や野菜の農薬など)や吸い込むもの(排気ガスやタバコの煙、アスベストなど)には気をつけていても、まさか皮膚から有害なものが入ってくるとは思わず、無防備になっている人も多いのではないでしょうか?でも毎日使うシャンプーや化粧品、洗剤や歯磨き粉などにもたくさんの化学物質が含まれていることを考えると、経皮吸収が実は一番身近で深刻なのかもしれません

 

そして注意していただきたいのがこの経皮吸収という機能は、良いもの悪いものを問わず、皮膚は選別できずに全て吸収してしまうということです

 

つまりは身体や皮膚に何を触れさせるか・吸収させるかというのは、他ならぬあなたの意識次第で気をつけていくしかないということになります

 

この経皮吸収、身体の部位で吸収率も違うようです

 

例をあげますと...

頭=3.5倍 ひたい=6倍 あご=13倍 背中=17倍 手のひら=0.83倍 腕の内側=1倍 脇の下=3.6倍 性器=42倍 かかと=0.14倍

といった具合で、触れる箇所によっても吸収されてしまう倍率も変わってくるようです

 

皮膚の角質層の薄いところほど吸収されやすいので、お風呂で使う入浴剤やボディソープなど、特に安全性に注意する必要があります。竹内久米司・稲津教久/【経皮毒】日当書院 P58.2005より引用

 

また年齢でも吸収率は違ってきます。ステロイドを中心に吸収率を調べた結果によりますと成人に比べて小児や高齢者の方が、吸収率も副作用も高いという数値が出ているようです

 

長々となってしまいましたが、まとめとしまして

 

口からよりも皮膚から入る方が怖いというような印象を受けませんか?

 

口から入った化学物質は、肝臓の働きで90%以上解毒分解されます。それに対して皮膚から入った場合の排出量は、10日かかってもわずか10%にもなりません。代謝が遅く、皮下の脂肪組織に蓄積された後、やがて徐々にリンパ液や血液に乗って、全身に運ばれるのです

 

どうでしたか?

 

皮膚に触れている日用品の化学物質がまさか皮膚から直接身体に吸収されていたなんて...

 

びっくりさせるつもりはありませんが事実なのであなたの新たな知識として、さらに健康・美容にご興味がおありの方は体に害の少ない良い成分に関してもますます興味が湧いてきたのではないでしょうか?

 

また日を追って最後のテーマ【成分の知識】をお伝えできればと思います

 

ではまた!